曲がったり破損したクレジットカードは使用禁止!その理由は!?


クレジットカードはなかなか破損しないように出来ていますが、素材はプラスチックですから、絶対に破損しないとは限りません。
破損までいかなくても「なんだかカードが曲がったような気がする!?」と思われたことがある方は、意外に多くいらっしゃるでしょう!
破損して欠けたり、曲がったりしたクレジットカードを利用すると、ATMが壊れたり、中でカードが引っ掛かって取り出し不能となったりしますから、そのようなカードは絶対に利用してはダメなのです!
「少しくらい欠けても問題無いはずなのに」そう思ってしまう方に、なぜ破損したり曲がったりしたカードを利用してはダメなのか!?今回は、この件について詳しく解説しましょう!
どうして!?クレジットカードの破損原因は保管方法が問題!
クレジットカードは、乱暴に扱わない限り、壊れることなどないように思えますが、素材はプラスチックですから、意外に壊れやすいものなのです。
いつでも利用出来るように、常に持ち歩いているアイテムですから、日常の保管方法や所持している年数で破損するリスクは変化してきます。
思ったより過酷に利用されているカード!保管方法を再確認
普段から破損するからと、まるでガラス製のカードのように常に気を付けて持ち歩いている方は、存在していないと思います。
プラスチック製だし、見るからに直ぐに壊れるような軟な状態には見えないので、意外に過酷な保管方法をしているのにお気付きですか!?
- 取り出したときに、硬い地面に落とす
- 財布と一緒に後ろポケットなどに入れている
- 猛暑の夏や真冬に、財布などと一緒に車にいれっぱなし
このような保管を、日常的にしていませんか!?これらは、確実にクレジットカードにとっては過酷な条件になっているのですよ!
男性の場合は特に、財布と一緒にズボンの後ろポケットに入れている方が多いはずです。この場合、座った時に財布と一緒に体重の負荷がかかってしまい。クレジットカードが曲がってしまう原因になってしまうのです。
また「落とすといけないから」と、財布やバックとにクレジットカードを保管して、クルマの中に保管していると、寒さと暑さでプラスチックの劣化が早く進んでしまうのです!
人間の癖は怖い!?判っていても同じことを繰り返す!
人間の癖は怖いもので、いったん癖がついてしまうと判っていても同じことを繰り返してしまいます。心理学的にも癖のついた行動パターンは、簡単に治らないのですよ。
- クレジットカードは破損しやすいものだと認識する
- 出来るだけ意識して、保管方法を変える
- 変えた保管方法が癖になるように努力する
ですから、先に説明したような保管方法をしているのなら、上記のようにクレジットカードは壊れやすいものだと認識して、新たな訪韓方法が癖になるようにしなければいけないのです!
プラスチックも経年変化で劣化する!?急激な温度変化に注意!
先に説明した、クレジットカードを車においてしまうことですが、これもクレジットカードの素材であるプラスチックの寿命を縮めてしまう行為なのですね。
- 真夏の車内温度は、エアコンを使用しなければ70度以上になる
- 真冬の車内温度は、エンジンを切るとマイナス7度以下になる
当然、北海道と沖縄では環境が異なりますので、全国一様に言えることではありませんが、通常の場合だと、真夏と真冬の車内温度は上記のようになってきます。
クレジットカードの有効期限は契約者によって異なってきます。申込んだ当初は2年が標準となっていて、実績を積めば長くて5年となってくるでしょう。
上記の保管をしているクレジットカードは、最低でも2クール、最大では5クール極寒と猛暑を体験していることとなりますよね。
クレジットカードが定期的に更新されて、新しいカードに交換する理由は「クレジットカードの素材が劣化していくから」なのです。もちろん、理由はこれだけではありませんが、交換理由の一つになっていることは事実なのですよ。
- クレジットカードの素材は劣化する前提で作成されている
- 有効期限が設定されている理由は、劣化したカードを利用させない為
- 車内での保管は、その劣化を早めてしまう結果になる
ですから、クレジットカードへの温度変化を与えることは、カード自身にダメージを与える結果となってしまうのです!
破損したり、曲がったりしたクレジットカードは利用禁止です!
「ちょっとヒビが入ったぐらい大丈夫だろう」とか「カードの隅が少し曲がったくらいだから」などは、まだ使えると思うかも知れませんが、少しでも破損したら利用してはいけません!
- クレジットカード裏面の磁気ストライプは、とても重要な場所
- クレジットカード表面のICチップは、とても重要な場所
現在のクレジットカードは、ほとんどがICタイプのカードになっていると思いますが、中には時期ストライブタイプのカードもまだありますね。
どちらにしても、上記の場所はクレジットカードの心臓部として、とても重要な場所になっているのです。この場所が少しでも破損したら、クレジットカードは利用できないと考えて良いですよ!
- 正確な情報を読み取ることが出来ないので、エラーとなってしまう
- 暗証番号を正しく認識しないので、間違った番号とされてカード停止される
上記のような状況に陥る可能性が高くなってきますので、少しでも破損したカードは利用してはダメなのです!
少しの曲がりも許してくれない!ATMは精密機械なのです
また、少しでも曲がったクレジットカードを利用した場合、ATMからカードが出てこなくなることが確認されています。ATMは見た目頑丈そうに見えますが、実は内部は精密機械なのですよ。
- コンビニのATM故障は、店側では対応してくれない
- 管理会社が到着するまで待たないといけない
- 他のお客様に迷惑をかける。最悪はトラブルに発展するケースもある
- 修理代を請求される可能性が高くなってしまう
万一、ATMからクレジットカードが出てこなくなった場合、銀行以外では設置している店側では対応してもらえませんし、ATMの順番待ちのお客様とトラブルになるケースもあるのです。
最も困るのは曲がったクレジットカードを利用した場合、故意にATMを破壊したとされて高額な修理代や出張代の請求をされる可能性が高くなってくるのです!
>ですから、少しでも曲がったクレジットカードを利用することは絶対してはいけない行為ですし、少しでも破損したクレジットカードもATM故障の原因になりますので、絶対に利用してはいけないのです!
破損が前提で交換時期があるのは、本当なのでしょうか?
ただ、取扱い方によっては、破損することはありますし、少し曲がってしまうことは、良くあることですから注意が必要なのです。
また、カードの有効期限は素材の劣化だけでなく、与信状況によるカードの利用継続にも深く関わっているのですよ!
クレジットカードが破損したら!?至急、再発行の手続きを!
クレジットカードが破損したり、曲がったりしたら、使用を直ぐ止めて、迷うことなく再発行の手続きをしましょう!
クレジットカード会社によっては、再発行には手数料がかかることがありますが、使えないカードを持っていても何の意味もありませんから、直ぐに手続きをしてくださいね。
再発行には、手数料が必要!そのお値段500円~1,000円
通常、再発行には手数料が必要となりますが、ほとんどのカード会社が500円~1,000円の手数料で再発行してくれるので、そんなに高額ではありませんね。
- あきらかに自然の劣化でカードが破損した場合
- ショップ側のミスで、カードが破損した場合
- 利用者の過失による破損以外の理由がある場合
上記の場合では、再発行の手数料がかからないのですが、それを証明する必要があり、ショップ側のミスでカードが破損した場合は、ほとんどがショップ側で責任を持ってくれますが、それ以外の場合は、原因を証明することは難しいでしょう。
- クレジットカード会社のカスタマーセンターに連絡をする
- カード会社のWEBサイトで、再発行の受付をしている
- 所持しているカード会社のサイト情報や、契約時の書類を確認する
クレジットカードを再発行する場合は、上記のとおりで、ほとんどの場合カード会社のカスタマーセンターに連絡をすることとなっています。
再発行の場合は、カード会社のサイト情報などを確認するか、判らなければカスタマーセンターなどカード会社に直接相談することをおすすめしますよ。
再発行の必要なし!有効期限が近い、カードが直ぐ必要でない場合
もしも破損したカードの有効期限が直ぐ近くであって、カードを直ぐ必要としない場合は、再発行の手続きを行わないで、新しいカードが到着するまで待っている方法もあります。
有効期限はクレジットカードの表面に表示されていますので、良く確認しておきましょう。ただ、カードに表示されている有効期限の見方は、西暦の下二桁と月が表示されていますが、表示は「月/西暦」となっていますので、ご注意ください。
- 2020年1月が有効期限の場合は「01/20」または「01-20」と表示される
また、公共料金などの引き落としにクレジットカードを経由して使っている人で、普段はカードを利用しないのであれば、急いで再発行する必要はありません。
- クレジットカードの有効期限が近くに迫っている
- 別のクレジットカードがあるので困らない
- 公共料金や携帯電話料金の引落のみに利用している
このように、別のクレジットカードで代用出きる方も、更新されるまで待てば手数料が要りませんから、有効期限と利用状況を考えて、再発行の手続きをするかどうか判断することをお薦めします!
ところで、先に説明したクレジットカードの有効期限を知っておくことは、クレジットカード利用で大切なことなのです!カードを正しく利用するには、有効期限だけでなくその他裏面の署名など、知っておくべきことが意外にあるのです。
再発行の方法が良く判らない場合は、カード会社に連絡をして、きちんと聞いた方が早いですよ!
壊れたクレジットカードの処分は!?勝手に捨ててはダメ!
「壊れたクレジットカードは使えないから、そのまま捨てていいよね!」と、ゴミ箱に捨てるのは良くありませんので、ご注意くださいね。
利用出来ないと言っても、悪用される恐れがあるのですよ!
クレジットカードはハサミなどで、原型を残さないように!
再発行にせよ、更新した新しいカードが来るにせよ、必ず「古いクレジットカードはハサミを入れて捨ててください」と、なっています!
これは、カードの磁気情報を書き換えて悪用したりする犯罪者がいるからなので、拾ったカード情報からカード番号を盗んで、別のクレジットカードを作成することが可能なので、利用停止にしていない限り、不正利用される可能性は高いのです!
「クレジットカード」を盗まれたり紛失したりした場合は、カード会社に連絡して利用停止になっていますが、破損しただけの場合は利用停止にはしていませんよね。
- クレジットカードの盗難や紛失はカードが利用停止となる
- 破損の場合は、カード停止ではないので利用が可能
- カード情報は生きているので、不正利用される可能性が高い
上記のような状況であるので、原型を残さないように刻んでおくことがひつようなのです!
古いカードを捨てるのは、カード会社の指示を受けて!
先ほど説明したクレジットカードが生きている状態で捨てるのは、不正利用の原因を作ってしまいます。必ず、カード会社から新しいカードが届いた後に連絡をして、カード会社の指示を受けてから処分するようにしてください。
カードを切って捨てるなら、個人情報保護のために最近では、かなり細かく裁断できる専用のハサミも売っていますので、カードのみならず、郵便物で住所や個人名が判らないように裁断する時にも使えますので、買っておいて損はありませんね。
また、カード会社が、古いカードの回収用の封筒を送ってくれる場合もありますので、カスタマーセンターで再発行の手続きをする際、破損したカードはどうしたらいいか聞くのが一番早いかも知れませんよ!
処分する場合はどのようにすれば良いか、万一安易な処分をしてしまうとどうなってしまうのか、当サイト記事で良く確認しておいてくださいね!
勝手な判断で利用も処分もしてはダメ!必ずカード会社に連絡を!
また、破損したクレジットカードを処分する際も勝手に処分すると、カードを悪用されるリスクがありますので、この場合もカード会社に連絡をして指示を待ちましょう!
いずれにしても、クレジットカードは普段から保管方法などに注意して、破損や曲がったりしないよう取り扱いに注意を払わないといけません。
クレジットカードは現金以上の、価値のあるアイテムですから、それなりに大切に扱ってくださいね!