クレジットカードを他人名義で作れる!?作るとどうなる?


他人名義でクレジットカードを作ることが出来るとなれば、大変なことになってしまいますよね!?クレジットカードの利用は、契約者本人しか利用することが出来ないので、そんなことが出来てしまうと不正利用し放題になってしまいます。
そんなことが出来ないようにクレジットカード会社では、本人確認もしっかり行った上でカード発行を行っているのですが、それでも他人名義のクレジットカードを作成することは可能なのでしょうか!?
もしも、他人に自分名義のクレジットカードを作成されたらどうすれば良いのか!?今回は、少しディープな話になってしまいますが、他人名義のクレジットカードについて解説してみましょう!
他人名義のクレジットカードは、合法的に作ることは不可能!
他人名義のクレジットカードを作ることは、合法的には不可能なことなのです!ですが、非合法で他人名義のクレジットカードを作ろうとする輩は実在します!
クレジットカード会社は十分な調査を行ってカード発行に至っていますので、通常に申込みをする場合は他人の名前を利用してカードを作ることは不可能になっていますが、スキミング犯罪などにより非合法に他人名義のクレジットカードが作られている現実があるのです。
非合法では他人名義でクレジットカードを作ることは可能!?
先にも触れましたが、他人名義でクレジットカードを作ることは可能なのか!?と言えば、答えは「出来る」と言うことになります。
- 存命している人の名前は利用しない
- 行方不明者、死亡者の名前を利用する
- クローンカードを作成して利用する
多くは、上記の方の情報を利用して申込みをするようですが、この方法自体がクレジットカード会社に対しての詐欺行為となってしまいます!
個人ベースでは決して真似をすることが出来ない手法なので、ここで話を出しても真似をされる問題は無いと思いますので・・
もしも、自分名義で他人がクレジットカードを作ったら!?
存命している方の名義を利用してクレジットカードを作った場合、次の情報が作られる結果となっていますね。ただし、この方法はスキミングでは無くあくまでも全て偽の情報で偽造カードを作る場合です。
- 偽の住所
- 偽の職業
- 偽の生年月日
- 偽の勤務先
ご自分の本当の情報とは異なる偽の情報を全て作り上げていますから、利用されているのはご自分の名前だけになりますから、クレヒスもご自分と同姓同名の存在しない人間のクレヒスが誕生するので、何かあっても被害を受けることはありません!
振り込め詐欺(オレオレ詐欺)も未だに後を絶たないのが現状ですからカード犯罪も同様と言えるのです。
他人のクレジットカードを利用!?これも犯罪になります!
合法的には他人名義のクレジットカードを作成することは不可能ですが、他人のクレジットカードを利用することは簡単に出来てしまいます。
例えば、ご主人のクレジットカードを配偶者の方が利用するケースや、恋人のクレジットカードを利用するケースとなりますが、これも犯罪行為となりますので決して行ってはいけないことなのです!
夫婦・恋人の間で1枚のクレジットカードを共有利用!
犯罪と気付かずに悪いことだとも思わないで、他人のクレジットカードを利用するケースは良くあることなのですが、何か問題が生じた時にはとても困った状況になってしまいます!
- 夫のクレジットカードで妻が買い物をする
- 彼氏のクレジットカードで、彼女が買い物をする
上記のケースはクレジットカードの契約者である夫や彼氏が、納得の上で利用させているので問題な無いように思ってしまいますが、実は不正利用に該当する行為となってしまうのです。
なにも無ければ良いのですが、万一、他の第三者に不正利用された場合、カード会社での盗難補償を受けることが出来なくなります!
- 契約者本人に重大な過失が認められた場合は適用しない!
上記は盗難補償が適用されない条件の一つなのですが、妻や彼女にクレジットカードを利用させることは、この「重大な過失」に該当するのです!
ですから、万一のことがあっても何も補償されないことになりますので、契約者以外の方が他人のクレジットカードを利用することは行ってはならないことなのです!
ショップは利用者を「詐欺罪」で訴えることも出来る!?
ご自分のクレジットカードを他人に利用させることは、法律での罰則はありませんがクレジットカード会社との契約違反となることを知っておいてください。
- クレジットカードの利用停止
- クレジットカードの返納
- 利用金額の一括返済請求
クレジットカード会社からは、上記のような処置をされる可能性もあります。一方、ご自分のクレジットカードを利用した相手には、利用したショップから訴えられると「詐欺罪」が成立してしまいます。
例え、商品の代金をクレジットカードで支払っていたとしても、カード契約者本人と騙して商品を取得したことが「詐欺罪」の適用される理由になるのです!
- 法的に訴えられるのはショップから利用者!
- 貸主については訴えられることは無い!
- 貸主が利用承諾をしていてもショップには関係ない!
- 商品代金を支払っていても訴えは成立する!
親しい間でもクレジットカードの貸し借りは厳禁!
以上のようなことから、例え夫婦間、恋人間や親しい関係でもクレジットカードの貸し借りは決して行ってはいけません!
- トラブルの補償が無い
- 犯罪に巻き込まれるリスクが高くなる
- ショップから不正利用として通報される
上記のようなリスクを抱えてしまう結果となりますので、困るのは契約者と利用者両方になってしまいます。
- クレジットカードは契約者本人のみ利用が可能!
このことがクレジットカード利用の基本ですので、きちんと守って利用してくださいね。
ですが、例え親しい間柄であってもクレジットカードの貸し借りは厳禁なのです!このことについて、当サイト内に詳しい記事があります。
「勝手に使われたクレジットカード!犯人が家族でも罪になる!?」クレジットカードを家族や恋人が利用した場合どうなるのか!?を詳しく解説してありますので、是非本記事と併せてお読み頂くことをお薦めします!
この考え方はやはり間違いなのでしょうか!?
現実的にはこのような利用をしている方は多く存在します。何もなければ良いですが、第三者に不正利用されると大変困ったことになりますからね!
詳しくは記事内で紹介してあるリンク記事を読んでもらうと良く判りますよ!
スキミング犯罪は他人名義のクレジットカードを複製利用!
先に解説したのは、他人名義でカード会社に申込みを行い、クレジットカードを発行させる犯罪の内容と、他人のクレジットカードを利用することについての内容でしたね。
クレジットカード会社に申込を行うこと無く、実在する他人名義のクレジットカードを不正利用する犯罪には「スキミング犯罪」が該当します。
この場合は、先の親しい方のクレジットカードを利用するのでは無く、見知らぬ他人のクレジットカード情報を盗んで「クローンカード」を作り不正利用する犯罪となります。
大丈夫!現在ではスキミングは防ぐことの出来る犯罪に!?
昔のクレジットカードではスキミングはとても怖い犯罪でしたが、現在ではICクレジットカードの登場によって、防ぐことの出来る犯罪になってきています!
カード裏面に黒い磁気テープのある部分が磁気ストライプと呼ばれる部分で、簡単にスキミングされる状況にありましたが、現在では、磁気ストライプは無くなって「ICチップ」に変わってきています。
ICクレジットカードはカード表面に金色の小さなマークがあるのが特徴で、この部分に「ICチップ」が埋め込まれているのです。
- 磁気ストライプと比較すると、情報を盗むには相当な技術が必要
- 情報を盗むのに、多くの時間が必要
- 暗証番号がセットで無いと利用出来ない
上記のように、スキミングしてクローンカードを作成するには難しいのがICクレジットカードなので、是非早めにICクレジットカードに交換することをお薦めします!
- 順番に旧タイプからICタイプに変更されている!
- タイミングは次回の更新時が基本となる!
- カード会社に頼めば早期に交換に応じてくれる!
当サイトに特集記事がありますので紹介しておきます。スキミング犯罪の手口を解説した記事を是非ご覧ください!
それでも犯罪は無くならない!?自己防衛が大切!
スキミングが難しいクレジットカードになったにも関わらず、犯罪は無くなっていません。減少傾向にあるものの、どうしてもスキミング犯罪に巻き込まれる方はいらっしゃいます。
- ATMに偽のリーダーと隠しカメラをセットで設置
- 犯罪手口が大掛かりになって来ている
ICクレジットカードの場合、先にも触れましたがカード情報と暗証番号がセットで無いと利用することは出来ません。ATMに設置してあるリーダーが偽物かどうかを見分けることは出来ませんが、暗証番号を盗撮から防ぐ方法はあります。
- 片方の手でキーボードを覆い隠すようにして入力する!
上記の方法は、とても単純なのですが盗撮を防ぐには最も効力のある方法なのです!恥ずかしいと思わないで、ATMを利用する際は常に気を付けるように実践してくださいね。
不正利用に早く気付く方法!?普段からのチェックが有効!
犯罪を未然に防ぐことが出来ればそれに越したことは無いのですが、万一「不正利用」された時には一早く気付くことが重要になってきますね。
それには、普段からのクレジットカード利用をきちんとチェックしておくことが重要なことで、カードの利用明細などをほったらかしにしておくと、盗難補償を受ける期限を過ぎてしまう恐れもありますからね。
- WEB明細は、ログインして確実に内容をチェックする
- ご自分が利用したカード利用控えはその場で確認する
- おかしな利用があれば請求がくる前にカード会社に連絡する
- 万一、請求時におかしな請求があれば直ぐにカード会社に連絡する
最近は、ほとんどがWEB明細に切り替えて利用していると思いますが、毎回きちんとチェックしていますか?WEB明細はメールでお知らせがきても、会員ページにログインしなければ内容の確認は出来ませんから確実にログインしてチェックすべきなのです!
長期間ログインしていないと、ログイン用のIDやパスワードを忘れてしまいますので、普段から定期的にログインしておくことをお薦めします。必要な時に、パスを忘れてログイン出来ないと困りますからね。
ですが、現実に起きている犯罪であることをしっかり理解しておくことが大切なのです!
犯罪に巻込まれて慌てる前に、犯罪があることを前提にカード利用をするようにして欲しいですね。
クレジットカードの貸し借りは厳禁!利用チェックは日常的に!
何かあって困っても、誰も助けることが出来ませんからね。また、カード犯罪の早期発見をする為にも、WEB明細はきちんとログインして確認するようにしましょう。
暗証番号を手で覆い隠して入力するなど、日常的に対策を行うことで犯罪の防止に繋がることもありますからね!