クレジットカードのショッピング保険を活用すれば破損品も元通りに

クレジットカードのショッピング保険を活用すれば破損品も元通りに

クレジットカードに付帯しているショッピング保険は、多くの方がご存知だと思いますが、ショッピング保険と盗難・紛失保険を同じ保険だと、勘違いしている方が意外に多いのです。

ショッピング保険は、商品の破損・盗難を補償してくれる、とてもお得な保険なのです。プレゼントした品物が相手の家で盗難に遭った場合でも、補償期間内であれば新品になってしまうという、まるで魔法のような保険なのですよ。

今回は、そんなうれしいショッピング保険について、詳しく解説していきますね。

ショッピング保険を活用すれば壊れたものも新品に生まれ変わる

ショッピング保険の正式名称は「動産総合保険」なのですが、カード会社によってそれぞれ分かりやすい呼び方になっています。

「買い物保険」「ショッピングガード保険」「ショッピング・プロテクション」など様々ですが、どの保険も内容は同じ「動産総合保険」なのです。

ここでは、ショッピング保険と呼ぶことにして、解説を進めていきますね。

ショッピング保険と盗難・紛失保険の違いを知っておこう

まず、ショッピング保険と盗難・紛失保険は、全く違う保険なのでそのことをしっかり覚えておきましょう。

盗難・紛失保険は、カード自体を無くした場合に適用される保険で、ショッピング保険はクレジットカードで購入した商品が、破損・盗難に遭った場合に適用される保険なのです。

  • 紛失・盗難保険:カードを無くして不正利用された金額を補償
  • ショッピング保険:カードで購入した商品が壊れた場合に商品を補償

この2つの保険の違いは、よく理解しておく必要がありますよ。

便利なショッピング保険の2つのポイント

「ショッピング保険は、全然使えない保険だ」と言われることが多いですが、そうではありませんよ。個人の考え方にもよりますが、魔法とも呼べるポイントがあるので、それをご紹介しましょう。

  • ポイント1:現金購入では、絶対にあり得ない補償をしてくれる
  • ポイント2:プレゼントした商品も補償の対象となる

以上の2つが、ショッピング保険の特に優れたポイントです。

現金で購入した商品が盗まれても何の補償もありませんが、ショッピング保険が付帯したクレジットカードで購入していれば、購入した商品が盗まれても補償されるので、とてもラッキーだと言えるでしょう。

また、プレゼントして既に恋人に渡ってしまった商品でも、ショッピング保険が付帯していれば補償されるので、相手を悲しませることが無くなり、とてもハッピーな気分になれるはずです。

ショッピング保険が、魔法のような保険だというフレーズがありますが、今ひとつピンと来ません。

具体的にはどのような意味なのでしょうか?

例えば、プレゼントの箱を開ける前に落として壊してしまっても、部屋に飾っていて壊れた場合でも、期間内であれば補償してくれます。

壊れてしまえばそれで終わりだったものが、ショッピング保険があれば元に戻るのですから、魔法の保険とも呼べるわけです。

知っておくべき?ショッピング保険が適用外になる条件とは

ショッピング保険が魔法のような保険であることをお伝えしましたが、そうはいっても全ての購入商品が対象というわけではありません。

この点が「ショッピング保険は使えない」と思われがちなところなのですが、適用外となる商品をよく見れば当然のこととお分かり頂けると思います。

では、どのような商品が適用外となるのかを見てみましょう。

ショッピング保険が適用外となる商品リスト一覧

ショッピング保険の適用外となるのは、次の商品です。

  • コンタクトレンズ・義歯・義肢・めがね・ファッショングラス
  • ペットショップなどで購入した動物や植物
  • 携帯電話など携帯式通信機器とその付属品
  • 食料品全般(酒類を含む)
  • 航空券・商品券・などあらゆる金券・書籍・現金
  • 自動車・船舶・自転車・自動二輪車・原付自転車・ハングライダーなど
  • 絵画・美術品・骨董品

上記の商品が、一般的にショッピング保険が適用外となる商品リストですが、これを見ても「やっぱり使えない」と思うでしょうか?一般的に、ショップへの返品ができない商品がほとんどを占めていますよね。

船舶や自動車などは、誰もが日常的にカード払いするものでもありません。

ですから、逆に言うと、通常のお買い物ならほとんどのものがショッピング保険でカバーされるのです。インテリア、時計やアクセサリー、ブランド品の高級なバックや財布といったものも補償対象ですから、じゅうぶん利用価値のある保険なのです。

また、カード会社によっても対象外となる商品が異なりますので、上記の中にもカードによっては補償されるものもあり得ます。

破損、盗難時の状況で、保険が適用外となるケースも

補償の対象となる商品であっても、ショッピング保険が適用外になる状況もありますので、ご紹介しておきましょう。

  • 配送中の商品破損
  • 詐欺被害
  • 水害や地震などによる破損
  • 自らの商品置き忘れ
  • 自らの商品紛失
  • 偶然的でない電気的・機械的事故による損害
  • 自然の消耗・さび・変色・虫食いなどによる損害

上記の状況での破損、盗難は保険の適用外となってしまいますが、少し解説しておきましょう。

配送中の破損や地震・水害による損害は別保険の適用

配送中に商品が壊れた場合は、基本的に配送業者の過失に原因がありますので、配送業者で補償してもらえます。また、高価な品物を発送する場合、運送保険に加入することは基本ですから、この状況でクレジットカードの保険が利用出来ないのは納得出来ますね。

また、水害や地震による損害は、通常の「火災保険」や「家財保険」の補償対象になっている場合がほとんどですから、そちらの保険で対応することが可能となります。

ご自身が加入している損害保険を、今一度確認しておきましょう。

偶発的でない事故や過失による破損・盗難は対象外なので要注意

ショッピング保険は、基本的に偶発的・突発的な事情によって起きた破損については、補償の対象外となります。したがって、機械的な故障等については、補償の対象外となります。

自然消耗やサビ、虫食いなども、同様にカバーされません。また、過失が大きい場合も補償されませんので、当然ながら置忘れや紛失も補償対象外です。

クレジットカードの盗難保険でも、ご自身の重大な過失があった場合は補償の対象外となっていますので、管理や取り扱いは慎重にすることが一番の対処法になるでしょう。

補償期間は購入日から90日間が基本

もうひとつ、ショッピング保険を理解するうえで欠かせない情報として、補償期間が挙げられます。カード会社やカードのグレードによっても異なりますが、一般的にショッピング保険の補償期間は、購入日から90日間です。

補償対象の商品であっても90日を超えてしまうと保険金が支払われませんので、ご注意くださいね。

それでは、ここまでお伝えしたショッピング保険の内容をまとめて確認しておきましょう。

  • 一般的にクレジットカードで購入する商品には適用される
  • クレジットカードで購入時に適用外の商品を把握しておく
  • ショッピング保険の補償期間は、購入日から90日以内が基本

ただし、中には補償期間が長いクレジットカードも存在しています。次の章では、ショッピング保険の補償期間が長く充実したおすすめのカードをご紹介しますので、是非チェックしてみてくださいね。

ショッピング保険が適用外となる商品はよく確認しておく必要があります。とはいえ、特殊な商品でない一般的な商品は、全て適用されますのでご安心くださいね。

お手持ちのカードの補償期間が何日か、ぜひ確認しておきましょう。

ショッピング保険が充実しているおすすめのクレジットカード4選

ショッピング保険は、カード会社やカードの種類で、補償金額や補償期間が異なってきます。

ここではショッピング保険が充実しているクレジットカードを4枚ご紹介しますので、カード選びの参考にしてくださいね。

イオンカードセレクトのショッピングセーフティ保険は180日間補償

はじめにご紹介するのは、イオン銀行から発行されているイオンカードセレクトです。

イオンカードセレクトは、1枚にクレジット機能・イオン銀行キャッシュカード・電子マネーWAON機能が搭載された便利なカードで、1つ5,000円以上の商品を対象とするショッピングセーフティ保険が付帯しています。

このカードのショッピング保険の特長は、補償期間が180日間と長いことです。

補償金額は50万円と控えめですが、自己負担額がないことや、海外だけでなく国内ショッピングも対象となるなど、総合的に見れば優れた保険内容です。

イオングループのお店でいつでもときめきポイントが2倍、電子マネーWAONチャージでもポイントを貯めることができるクレジットカードです。

お客様感謝デー(毎月20日・30日)は5%OFFなど、イオングループでの特典も充実していますから、イオンを利用する機会が多い方にはお得かつ安心してお買い物ができる、最適なカードですね。

イオンカードセレクト

カードの詳細へ
公式サイトはコチラ

三井住友VISAクラシックは100万円・200日間のワイドな補償

三井住友カードのショッピング保険は「お買物安心保険」と呼ばれており、従来90日間だった補償期間が2019年6月1日から200日間に延長されました。

半年以上もの長期間、補償が受けられるのは大きな魅力ですね。また、三井住友VISAクラシックカードのお買物安心保険は、海外ショッピングか国内でのリボ・3回以上の分割払いによるショッピングのみが対象ですが、マイ・ペイすリボに登録することで国内1回払いでもショッピング保険の対象となります。

補償金額は、100万円(自己負担額3,000円/1事故)です。年会費は初年度無料・2年目以降1,250円(税別)ですが、WEB明細書サービスの利用で500円割引、年間利用額300万円以上なら翌年度は無料、さらには、マイ・ペイすリボ登録&利用でも無料になるなど、各種年会費優遇サービスがあります。

にもかかわらず、セブンイレブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドでの利用が常時ポイント5倍など、ポイントがお得に貯まる特典も充実しているので、ショッピング保険のみならず生活費を節約したい方にとっても使い勝手の良いカードです。

三井住友VISAクラシックは、リーズナブルな年会費でステータスカードが欲しい方におすすめの1枚ですね。

三井住友VISAクラシック

カードの詳細へ
公式サイトはコチラ

セディナカードクラシックは国内外問わず180日間の補償

セディナカードクラシックも、ショッピング保険の補償期間が180日と長いことがうれしいカードです。国内・海外問わず1商品1万円以上のものが対象で、年間50万円まで(自己負担3,000円)の補償が受けられます。

年会費は1,000円(税別)とお手頃で、セブンイレブンやイオン・ダイエーでいつでもポイント3倍(還元率1.5%)など、日常使いで得できるカードです。また、ツアー割引や旅行が当たるチャンスが毎月用意されているなど、旅好きの方にもオススメできるカードですよ。

セディナカードクラシック

カードの詳細へ
公式サイトはコチラ

セゾン・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾン・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードに付帯するショッピング安心保険は、補償期間が120日と長く、補償金額も200万円、しかも国内利用・海外利用問わずに補償されます。

自己負担額0なのもうれしいですね。ただし、1万円以上の商品が対象です。セゾン・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは初年度年会費無料、次年度以降は1万円(税別)と大変リーズナブルな価格で持てるゴールドカードです。

アメックス・ゴールドカードの年会費が29,000円(税別)ですから、リーズナブルな年会費でアメックスブランドのゴールドカードを持ちたい方にもおすすめの1枚ですね。

海外旅行保険も同行する家族も補償される家族特約付きで、空港ラウンジ特典や国内リゾートホテル「休暇村」での優待など、ハイクラスな特典付きでメリットは沢山ありますよ。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

カードの詳細へ
公式サイトはコチラ
お伝えしたとおり、カード種別によってショッピング保険の内容は異なってきます。

ご紹介した4つのカードはいずれも補償期間が長いことが特長ですが、補償額は低いものだと50万円となり、条件によっては国内ショッピングが対象外となる点には注意が必要です。

ショッピング保険の3つの注意点をしっかり覚えておこう

重ねての説明になってしまいますが、最後にショッピング保険の注意点をまとめておきますので、しっかり把握しておきましょう。

クレジットカードの売上票や破損した現物は大切に保管

ショッピング保険を利用する際に、まず必要になるのがクレジットカードの売上票です。

売上票(レシート)は、捨てることなく必ず保管しておかなければいけないのです。

さらに、保険金請求をする際、破損した現物あるいは写真が必要になります。壊れてしまったからといってすぐに捨てたりせず、保管しておきましょう。破損個所が分かるように写真を撮っておけば万全です。

盗難の場合は現物や写真が不要な代わりに、警察に盗難届を出した証明書が必要となります。

自分のカードの補償期間を知っておこう

ショッピング保険の補償期間は、商品を購入した日から90日間が基本ですが、カードによってはそれより長い場合もあります。180日間や200日間というカードも存在しますが、これは、レアなケースだと思って良いでしょう。

いずれにしても、自分のクレジットカードのショッピング保険の内容を確認し、補償期間が何日間になっているのか、普段から頭に入れておきましょう。

対象商品の金額条件や自己負担金があるショッピング保険も多い

ショッピング保険が適用された時、商品代金の全額が補償されるのではなく、自己負担額が必要なカードも多いものです。

同じ会社が発行するカードでも、カードのランクによって、補償額と自己負担額が変わってきます。多くのカードで3,000円の自己負担が必要ですが、中には自己負担額無しというカードもあります。

また、10,000円以上の商品でないとショッピング保険の対象にならないなど、購入商品の金額に条件が設定されている場合もあります。これらの条件をしっかり理解しておくことが、スムーズに補償を受けるためのコツです。
最も注意しておかなければならないことは、クレジットカードの売上票はきちんと保管しておくことです。

その他の適用条件なども、きちんと知っておきましょうね。

一般的な商品の偶発的な損害ならショッピング保険が利用可能

ショッピング保険は、補償が適用される商品が少なく利用価値がないと思われがちですが、そんなことはありませんよ。

一般的な商品なら大概、ブランドの有無を問わずショッピング保険が適用されますし、第三者に商品が渡ったあとでも補償は有効です。ただし、補償期間と補償金額、自己負担額といった条件は存在します。

そのようなショッピング保険の内容をよく確認すれば、諦めていた商品を補償することが出来るかも知れません。意外にショッピング保険が適用される商品は多いですから、要チェックですよ。

メニューを閉じる
閉じる
10秒で分かるクレジットカード適性診断